塗料について説明します。

 後藤塗装店ではプレミアムペイントの塗料をメインに使用しています。全ての中でNO.1であり、すべての中でオンリー ワンであること。塗装職人から誕生した「唯一」であり「最高の塗料」というプライドを何時も大切にしていま す。

塗料の種類:『下塗り塗料』と『仕上げ塗料』

 下塗り塗料は傷んだ下地を強化して、仕上げ塗料との密着を良くする塗料です。そして、それぞれ下地材と の相性があり、その選定・組み合わせを間違うと良い効果が出ません、非常に大事な事柄です。また、それ ぞれに対候性の違いなど特徴があり、仕上げ塗料との組み合わせにより耐久性が大きく変わります。

・サイディング壁

 戸建て住宅の外壁材料の中で半分以上が窯業系のサイディングです。 一般的には、浸透シーラーで下地を強化し上塗りとの密着を良くします。 後藤塗装店には『窯業サイディングメンテナンス診断士&塗り替え診断士』が居りますので塗装前に極力サイディングやシーリング材の傷み具合に合わせて補修を行います。
下塗りには主にプレミアムペイントのETERNITY ex1という耐候性を持った下塗り塗料を使用します。
  理由は、弱溶剤2液型 超耐候増膜プライマーのため、下地をしっかり補強して上塗り塗料の耐候性を最大限に良くすることができます。(対候型1種相当)

サイディング壁。よく見かけますよね?
こちらが浸透シーラー。ETERNITY(エタニティ)です。

・モルタル壁

 従来から外壁に多く使われている下地材です。 湿気などによる変形はしにくいですが、地震などによるひび割れが起こしやすいという特徴もあります。 一般的にはひび割れ補修の後、水性1液型ゴム質再生微弾性フィラーで下塗りを入れた後に、中塗り・上塗りをします。
後藤塗装店ではひび割れ補修後、プレミアムペイントのETERNITYex1を使用します。理由は、弱溶剤2液型 超耐候増膜プライマーのため、下地をしっかり補強して上塗り塗料の耐候性を最大限に良くすることができます。(耐候型1種相当) 柔軟性と隠ぺい性、耐候性を併せ持つ下塗り塗料です。

モルタル壁。築40年程度のお家に多いですね。

こちらが浸透造膜プライマーで最も有名な『ETERNITY ex1』です。
このように傷んだ壁には?
微弾性フィラーという塗料を使用することもあります。

・ALC

 軽量気泡コンクリートのことで、軽石と同じ様に乾いていれば水に浮くほど軽量で断熱性・耐火性も高い外壁材です。弱点として水分に弱いことが挙げられます。 水に沈む程水を吸い込みます、それを防ぐのが塗装なのです。下塗りにはモルタルとほとんど同じものを使います。

今も昔もひそかに人気の壁です。

・木の壁

 木の風合いを生かすにはキシラデコールの様な屋外木部外壁用・高性能木材保護塗料を使います。普通の樹脂塗料で塗潰す場合もあります。

・金属サイディング

 屋根に大変多く使われている材料です。下塗りには鉄部用 強化防錆プライマー SUMRAIかSUMRAIexを使用します。 後藤塗装店ではSUMRAIexを主に使うようにしています。弱溶剤2液型下塗り材で特に、防錆力、密着性に優れ、強力なエポキシ樹脂によるサビ止め効果で長期的にサビを防ぎます。

ガルバニウム。オシャレなお家で時々見かけますね。
鉄に対しては、サビ止め効果の入ったプライマーを使用します。

・コロニアル屋根

 これもまた屋根に多く使われている材料です、重量が軽く地震に強いと言われています。劣化が進むと割れや汚れが目立ってきます、その為に塗り替えが行われます。
後藤塗装店では洗浄やケレンで汚れを除去してから、縁切の為タスペーサーを挿入します。
その後下塗りにETERNITYex2かETERNITYを塗ります。特に、劣化が進んだり、上塗りに遮熱塗料を塗る場合は弱溶剤2液型超耐候 浸透・造膜プライマー(ETERNITYex2)を塗ります。
これによって耐久性や遮熱効果が大きく変わります。

コロニアル屋根
傷んだ屋根には、弱溶剤2液型の浸透造膜プライマーが最適です。

 「下塗り塗料」は、いろいろな塗料があるようにも感じますが、体系的に並べると上記のとおりです。どれも役割としては「仕上げ塗り塗料」と壁材を密着させるということなのですが、壁の『素材』に合った「下塗り塗料」を使うことがルールです。

※このルールを守らないと塗膜が密着しない、つまり「剥がれ」が起きるということになります。

2.「仕上げ塗料」は「耐候性」と「機能ごと」に分類されます。

 「仕上げ塗料」は「耐候性」(どれくらいの長持ちを期待するか?)と「機能」(断熱・光沢・等)で分類されいますので、順番に見ていきましょう。

無機ハイブリッド塗料

 フッ素塗料は対候性は優れています、更にそれに柔軟性を持たせた無機ハイブリット塗料です。
全ての中でNO.1最高であり、最強塗料です。

デザイン サイデイングに使用するクリヤー塗料があるのもこの NO.1 シリーズのみです。
(NO.1 クリヤーの下塗りにはETERNITYex1クリヤーを使用して下さい。合計3回塗) 
クリヤーの艶消しも出来ます (ETERNITYex1クリヤー ⇒NO.1クリヤー艶あり⇒NO.1クリヤー艶消し)

各社塗料メーカーの無機ハイブリッド塗料製品(外壁用)

塗料メーカー名塗料製品名
プレミアムペイントNo.1
エスケー化研セラミタイトペイント
日本ペイントダイヤモンドコート
関西ペイントムキフッソ
アステック無機ハイブリッドコートJY
菊水化学工業無機ガードZ
ロックペイントパーフェクトセラミックトップF

フッソ系塗料

 精度の高い樹脂を使用しているので、同じ4Fフッ素塗料と比較をしても対候性に差が出ます。フッ素塗料の中では最高品質となります。

各社塗料メーカーのフッソ系塗料製品(外壁用)

塗料メーカー名塗料製品名
プレミアムペイントSHANGRI-LA
エスケー化研セラタイトF
日本ペイントデュフロン4Fルーフ
関西ペイントアレスセラフッソ
アステックマックスシールド1500F-JY
菊水化学工業ビュートップフッソ
水谷ペイントパワーフロン#2200
ロックペイントサンフロン
大日本塗料ビューフッソ

シリコン塗料

 高い耐候性とお求めやすい価格帯のバランスを実現したハイグレード塗料で施主様より1番多く選ばれています。水性と溶剤型やスタンダードの1液型と、硬化剤を使用するプロフェッショナルの2液型があります。

各社塗料メーカーのシリコン塗料製品(外壁用)

塗料メーカー名塗料製品名
プレミアムペイントピュアピュアシリコン
エスケー化研クリーンマイルドシリコン
日本ペイントファインシリコンフレッシュ
関西ペイントセラMシリコン
アステックマックスシールド1500Si-JY
菊水化学工業ビュートップシリコン
水谷ペイントパワーシリコンマイルドⅡ
ロックペイントユメロック
大日本塗料Vシリコンマイルド
塗料選びワンポイント!

 また、壁はシリコン、屋根にはフッソとオススメする塗装業者も時々ありますが、後藤塗装店では、20年間の経験則上、 フッソなら屋根・壁フッソ。シリコンなら屋根・壁シリコンという 『屋根・壁セット』で施工することをおすすめしています。なぜならば、おおよそ同じ時期に、次の塗替え時期を迎えるほうがコスト面でもお得と思っているからです。

断熱塗料

 夏涼しく、冬温かく。音も静かでニオイも爽やか。そのうえで、美しさが長く持続する新しい断熱塗料、誕生

各社塗料メーカーの断熱塗料製品(外壁用)

塗料メーカー名塗料製品名
プレミアムペイントMagic(マジック)
日進産業ガイナ
エスケー化研クールタイト
日本ペイントファインサーモアイウォール4F
関西ペイントドリームコート
アステックスーパーシャネツサーモ
菊水化学工業キクスイガイナ
大日本塗料エコクール

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